Croesus Retail Trust 2015年3月末時点の業況考察

さて、駆け込みで作成している2015年3月末時点の業況考察、三社目はCroesus Retail Trust です。

2015年3月末時点でキーとなる数字は以下の通りです。

発行済株式数 517,514千株
株式時価総額 479.89百万シンガポールドル
NAV 72.87円 (シンガポールドル換算 0.806)
ギアリング 50.4%
直近一年間のDPU 0.079シンガポールドル

NAV を日本円建てで表示しておりますが、それはこの信託が所有している信託財産(物件)がすべて日本にあるものだからです。読者様の近くにも物件があるかもしれませんので、2015年6月時点の所有不動産をあいうえお順に列挙しますと、「イオンタウン鈴鹿(三重県)」「イオンタウン守谷(茨城県)」「クリサス心斎橋(大阪府)」「クリサス立川(東京都)」「モラージュ菖蒲(埼玉県)」「ラズ大森(東京都)」「ワンズモール(千葉県)」となっています。2015年6月26日終値が0.940シンガポールドルなのに対して、過去一年間に支払われた配当金は0.079シンガポールドル、配当金利回りは8.40%と魅力的にみえます。ただ、NAVは2015年3月末時点の為替レートで0.806シンガポールしかなく、P/B レシオは1.17倍となっています。この高い利回りを生み出している主要要因が大きなギアリング(レバレッジ)と思われます。今後日本の商業不動産市況や外国為替市場の動向次第では、他のREITと比べても高いギアリングとなっている当社の株価が逆風にさらされるかもしれませんので、注意深くモニターしていく必要があると思われます。

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