本日のレポートは以下の通りです。
2015年9月8日
インデックス名 | 終値 | 前営業日比 | 前日比% | ||
FTSE REIT Index(シンガポール) | 686.31 | +3.72 | +0.54% | ||
TSE REIT Index(日本) | 1,509.63 | -28.46 | -1.85% | ||
Hang Seng REIT Index(香港) | 5,694.30 | +115.93 | +2.08% |
本 日のアジアREIT市場は、シンガポール・香港で反発となったのに対して、東京は続落となりました。中国の上海総合指数は前日比2.92%高で引けました。8月の貿易統計で予想以上に輸入減となって景気減速が裏付けられました(http://jp.reuters.com/article/2015/09/08/instant-view-china-idJPKCN0R80A020150908)が、株価は引け前一時間ほどの時間で急伸、前日比プラス圏に押し上げられました(http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NUC98C6K50YD01.html)。こうしたなか香港REITとシンガポールREITの指数はそれぞれプラス圏で引けましたが、TSE REIT インデックスは前営業日に続いて1%以上の続落となりました。日経平均株価も年初からの上昇分を全て吐き出して昨年大納会の数字(17,450.77)を下回りましたが、引け後の夜間取引で日経平均先物も急速に買い戻されたため、明日は反発となるのではないでしょうか。マーケットは引き続き、中国景気の減速と米国利上げ観測を巡って警戒感を強く漂わせた動きが継続するものと思います。
※ 明日9月9日からベトナム・タイを中心に東南アジアを周遊してまいります。デイリーレポートも発信できないことがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。