原油市場は中長期的に弱含みか。。。

イランと欧米6カ国との間で協議されていたイラン核協議がついに合意に達しました。合意内容が明らかになるにつれ、国連・欧米諸国がイランに対して課している経済制裁が段階的に解除される予定との情報が入ってきています。イランは日量360万バレル程度まで原油生産力を増大できるとも言われます(http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKCN0PC0AH20150702)ので、今後イラン産石油の供給量が増えるに従い、原油価格には下押し圧力がかかるものと思われます。昨年後半から原油価格の下落が続くなかで、米国シェールオイル生産業者の損益分岐点は80-85米ドル/バレルとの分析が多かったと記憶しておりますが、シェール層からの原油生産技術はまだまだ発展途上であり、また生産業者のコスト削減努力もあるため、次第に現在の市場環境でもWTI原油先物で50-55米ドル、ICEブレントで55-60米ドル程度でも採算が取れる生産者も多くなってきていそうです。現在の油価でも利益を出せる企業が多くなれば供給増が見込まれますし、原油輸入大国の中国は需要が減退していますので、今年中のどこかの時点でWTI 原油先物が40ドルに向かって下落していく局面が出てくるかもしれません。

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