Ascott Residence Trust 2015年7月2日のニュース

Ascott Residence Trust (以下Ascott)から発信された2015年7月2日のニュースリリースを見落としておりました。6月25日にオーストラリアと日本の物件取得を明らかにしたAscott ですが、今回は同REITとして初めての米国物件取得を明らかにしました。

取得する物件はニューヨークにある411室のホテル「Element New York Times Square West Hotel」で、取得価格が163.5百万米ドル(220.7百万シンガポールドル相当)とのことです。また取得後のホテルは引き続きスターウッド(Starwood Hotels & Resorts Worldwide)グループのフランチャイズブランドの一つであるエレメント(Element)ブランドを継続し、そのオペレーションも現在の運営会社であるLG-39 Management LLC に継続委託するとのことです。Ascott は現在4,600百万シンガポールドル規模である総資産を2017年までに6,000百万シンガポールドル規模に拡大する目標を掲げており、今後も同様の形で利回り強化が見込める物件の取得を継続していくものと思われます。

Ascott はオーストラリア・日本国・米国の資産取得を進めるうえで購入資金の一部250百万シンガポールドルの永久債発行で賄うことも明らかにしました。永久債はクーポンレート4.68%で発行されるようです。Ascott のマネジメントはギアリングを40%近辺とする運用を志向しておりますが、私としてはこの方向性が利回り強化と財務健全性キープという2つを両立させるものと思いますので、支持していきたいと思います。

 

※ なお、このニュースリリースを受け、当サイトの「シンガポールトラスト一覧」に記載しておりますAscott Residence Trust 信託財産の所在国情報に「米国」を加えております。

 

発表されたニュースリリースの原文はこちら

http://www.ascottreit.com/contents/announcement/NewsRelease_20150702.pdf

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