ギリシャ国民投票、懸念が現実化しないことを望む

本日2015年7月5日はギリシャの国民投票の日で、日本時間午後4時現在、すでに投票が始まっています。問いは「国際債権団がギリシャに対する金融支援の条件として要求していた緊縮策を受け入れるか?」というもので、報道機関による事前調査によれば「Yes派(=緊縮財政に賛成)」も「No派(=緊縮財政に反対)」も40%台前半の支持率で拮抗しております。一般的に投資家目線でこの国民投票の結果を予想した場合、「Yes派が多数なら、今後EU諸国・ECB・IMFなどと金融支援について前進が見込めるために株式市場にプラス・EUR高のインパクト」、「No派が多数なら、債権団と合意できる可能性は非常に低く、ギリシャのEU脱退という流れが加速しかねないと見込まれるために株式市場にマイナス・EUR安のインパクト」が予想されているように見えます。

ですが、今回の国民投票は結果が国民生活に及ぼす影響があまりにも大きく「Yes派」も「No派」も自分が支持しない選択肢が多数となったときに、その結果を素直に受け入れるのが非常に困難なのではないかと思われ、しかもその結果となるYesとNoとの差が僅差であればあるほど「投票時に不正があったのではないか」という疑心暗鬼が生じるのではないでしょうか。そうした動きが投票結果受け入れ拒絶というする動きにつながり、どちらの結果となっても「Yes派とNo派の流血衝突」につながってしまうのではないか、というのが私の懸念です。

今日のギリシャ国民投票が無事に終了したとしてもギリシャ国民には困難が待ち受けているわけですが、まずは国民投票が平和的に終われるよう祈っております。

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